第三回勉強会のご案内】(終了:開催報告)

府中市議会への陳情から半年が過ぎました。

「府中市独自調査」の陳情について、府中市が要望を受け止めてくれたことのひとつに「簡易測定器の市民団体への貸出」があります。

先週から始まった貸出に呼応して、市民による市内の放射線測定「府中計測ネット」をスタートしました。

その発足を記念して「第三回勉強会」を開催します。

グリーンピース海洋生態系問題担当である花岡さんの講演会は、 多摩地区初の開催となります。

皆様のご参加をお待ちいたします。

 

    府中計測ネット (測定結果の公表も含め、随時更新しています)

 

史上最悪の海洋汚染をもたらしたとされる福島第一原発の事故。

海と魚介類の汚染実態が次第に明らかになってきています。

今回の勉強会は「海から食卓に広がる放射能汚染について考える」と題し、

食卓から地球までの視野で海の汚染を見つめ、私たちに出来ることを考えてみよう!が狙いです。

海は地表の70.8%を占め、これらは全てつながっています。

豊かな漁場の海には、豊かな生命の森があります。森と海は相互に補完しあう関係です。

森に降った雨は川に流れ海へと向かいます。排水も汚染水も最終的には海へ到達します。

大量の放射性物質を含んだ汚染水が海に流され、大気中の放射性物質が海に落ちました。

地表に降下した放射性物質も相当量が海に流れこんでいると言えます。

そうした現実の中、母なる海は、海に住む生命は、どんな状況なのでしょうか?

 

【勉強会内容について】

講演会を聞くだけではなく、市民として何ができるか?を大切にしたいと考え、

第三回勉強会では2つのプログラムを用意しました。

 

【第一部:海から食卓に広がる放射能汚染 講演:花岡和佳男さん】

グリーンピースは過去数十年にもわたって、世界中の海の調査を行ってきた実績を持つ国際環境団体です。3月末から放射線調査チームを結成し、放射能汚染の実態調査を行ってきました。事故以降明らかになってきた食品放射能汚染と、長期的な環境モニタリングの必要性を受けて、10月に「グリーンピース放射能測定室 シルベク」を東京に開設しました。花岡さんはグリーンピース・ジャパンの海洋生態系問題担当として、海洋汚染の調査と魚介類の食品汚染について、日本政府への要請や流通大手各社に自主検査の呼びかけをされている方です。緊急オンライン署名 「スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!」では、 イオンが要請に応え、「店頭での放射性物質ゼロを目標に検査体制強化」を発表し、「食品の自主検査の強化と分析結果の公表」「放射性物質がわずかでも検出された商品の販売を見合わせ」を行うとしました。イトーヨーカドーも第一歩を踏み出したようです。小さなお子さんのお父さんでもある花岡さんから、海から食卓に渡る汚染実態や市民アクションについてのお話を伺いたいと思います。

質疑応答の時間も設けていますので、皆様からのご質問をお待ちします。

花岡さんブログ

スーパーマーケットさん、売っているお魚、放射能検査して!

 

【第二部:海洋汚染を考えるダイアログ ファシリテーター:赤塚文彦さん】

ダイアログ(対話)とは、新しい話し合いの仕方・手法として注目を集めているコミュニケーションの方法です。自分の素直な考えを伝え、相手の考えをちゃんと聞く。正しい!?間違ってる!?そんな定義はありません。勝ち負けや損得とは無縁です。ダイアログでは参加者全員が主役です。話すことで考えが整理され、聞くことで新たな気づきが得られます。同じ場所に集っていても、一人ひとりの見方や考えは異なります。言えなかったこと、言いたいこと、沢山あるかも知れません。向き合って楽しむことで、相互理解が深まり、本質に近づいていきます。対話を通じて新しい価値を発見し、協力を生み出すための時間として「海洋汚染を考えるダイアログ」を設けました。私たち市民が未来をどう創造していくのか?ダイアログがそのきっかけになれたらと思います。

今回のダイアログは「独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金」の助成を受けてアースデイ東京との共催で行われます。ファシリテーターの赤塚さんは「アースダイアログ」や「チェンジ・ザ・ドリームシンポジウム」で活躍されている方です。第一部・第二部を通じて、海の放射能汚染の広がりと魚介類の汚染状況を知り、私たちに出来ることを一緒に考えてみたいと思います。チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム