府中市による独自の取り組み(調査・測定)について

6月22日に決定した、「府中市節電・放射能緊急対策本部」の設置と、放射能対策の独自調査発表に伴い、新しいページを追加しました。今後、府中市による市内の放射線測定、土壌や農産物、給食などの独自調査については、こちらのページで紹介します。また、投稿用の掲示板 [調査の声 掲示板] を新設しました。掲示板の目的は、「子どもたちの生活環境を守っていくために、独自調査や放射能政策について、市民の意見を行政に伝えていく」ためです。この掲示板が、府中市に対してのパブリックコメント的な役目を持てたらと考えています。皆様のご意見や市への要望を掲示板にお願いします。

明日から給食の検査と産地公開が始まります    8月31日

市内の公立小学校、中学校、保育所での給食食材について放射性物質の検査と産地公開が始まります。教育委員会からのプレスリリースをお読みください。

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リリースに書かれている通り、検査の対象は主に「関東以北を産地とするものを優先」としています。5月に市内の都立農業高校の茶葉から暫定規制値を上回る放射性セシウムを検出したと発表されました。また、7月の女性セブンの調査で府中の森公園の植え込みでで0.34マイクロシーベルトの値が検出されています。府中市の行った測定と比較して高い数値だと言えるものです。

府中市は「食育」という考え方のもとに「地産地消」を推奨しています。給食センターのホームページでは、野菜の品目と収穫時期が書かれています。

 

7月に娘と給食センターの見学会に参加してきました。何千人の給食を作るセンターは、オートメーション化された巨大な工場のようでびっくりしたのと同時に、職員の方々の食に対する思いもいただきました。給食センターという現場で、放射性物質の対応を行うことは難しいと思えます。

 

今回の給食についての検査は「市立」に限られています。 「市独自の放射能測定の概要」にもある通り、既に行われた市内学校や保育園での放射線測定もそうでした。我が家の次女は「私立」の保育園にお世話になっています。家から近いという理由で施設を選び、府中市に保育園入園の希望を出しました。それがたまたま「私立」の保育園だったということです。市民の安全と安心を守り、市民の不安の解消を図るために行われる調査ですが、「公立」と「私立」の違いとは何でしょうか?

 

プレスリリースに書かれている、調査を行う「対象施設」、食材の「実施内容等」について、

「調査の声 掲示板」で皆様の考えを聞かせてください。

 

府中市との協議についての報告            7月26日

7月19日(火)午後6時より、市役所北庁舎3階第一会議室にて、市との意見交換を行いました。「府中 子供たちの未来を考える会」側から総勢6名が参加。市側からは14名、基本的に課長クラスの方々が参加されました。この他、事前に市議会全会派に連絡させていただいた結果、生活者ネットから浅田議員、田村議員、前田議員、 日本共産党から服部議員が参加されました。以下、記録ですが、要点のメモのうえ、後で記憶をたどって加筆補正・編集したものですので、不十分・不正確な点が含まれることについてはご容赦ください。「府中 子どもたちの未来を考える会」は、この結果も踏まえ、みんなで議論して次のステップに進みたいと考えています。

 

感想、ご意見を[調査の声 掲示板]にお寄せください。

 

報告の詳細は「みなパパからの7月25日のブログ記事」で報告されています。

この記事ではみなパパのレポートから、その一部を抜粋して紹介します。

レポートの全体はブログをお読みください。

 

① 市の放射線独自測定について(主に環境案全部 環境政策課)

市が購入予定の機器の納入予定は?
簡易型の測定器は契約課に依頼中。8月末にはなんとか納入の見込み。シンチレーション式も同様(に契約課に依頼中)。メーカーの生産体制が福島周辺の対応でおいつかない。10月末納入を目指して、業者が決まった時点でなるべく早く進めたい。

幼児のことを考えると、高さ50センチでの測定が必要では?
市が現在測定しているのは、5センチと1m。その中間の50cmは必要ないか、というご指摘だと思うが、(5センチと1mで)極端に(測定値が)異なることはない。東京都の100カ所のサンプリング調査の測定方法を参考に行っている。50センチでの測定は特に必要ないと考えている。

私立園で市は測定を行わないのか?
基本的には、園長会への測定器の貸し出しを考えている。測定の仕方などの支援、レクチャーを市の職員が行う。

市民が文化センターで機器を借りる方法は?
検討させてもらっている。当初は自治会、町内会を優先して、と考えている。文化センター11カ所だと1台ずつ置ける計算。貸し出し日数の設定、盗難、紛失、破損の対応などをこれからつめていく。測定の場所についてはもちろん市民のみなさんが心配だと思われるところをはかってもらうわけだが、他人の土地など、マナー上いかがかという場所ももちろんでてくる。結果の報告をしてもらうことについても検討中。

                                   

② 給食に使用する食品の安全性の確保策についての要望

[小中学校(教育部 学務保健課)]

給食食材での産地公開は?
他市町村で公開していることは把握している。府中市の食材の選定について、通常、使用の前月に半月ないし一か月分を契約。学校給食会で見本の提出を行い、食材選定会。給食主任、保護者の参加で確認して契約している。産地を明らかにして、登録業者の方に納入していただいて、契約、となっている。従って、産地を把握したうえで、検討していただいている。当然、産地や、都道府県が行っているモニタリング調査、自粛要請については十分に留意して使わせてもらっている。安全については、府中市では、暫定規制値を下回っていれば(確保されていると判断)。都道府県が行っているモニタリング調査を見ながら決めさせていただいている。産地公表は行っていない。中学校は今日、(1学期の)給食が終わった。この時期に検討させてほしい。小学校は3校で自校方式。契約が違う。そことの調整もさせてほしい。 

放射性物質「不検出」の食品を選択・使用することについて。
これも、モニタリング調査結果を把握して、使用してほしいと考えている。

継続的な独自検査は行いますか?
好感度の機械、技術が必要であり、独自でやっていくのは難しい。検査業者への委託の場合、3日から5日検査にかかる。そうすると、当日納品されたもの、食べたものの結果を計ることになる。そのへんも検討して、実施していない状況にある。

お弁当・水筒持参の個別対応を認めてくれますか?
ご意見いただいている。学校給食は、お昼の食事、ということだけでなく、食育の教材でもある。お弁当持参、牛乳を飲まない、学校との検討が十分に必要。これについては、9月までの期間に要望の状況に応じて検討させていただきたい。対策本部とも検討していきたい。


 [公立保育所(子ども家庭部 保育課)]

給食食材での産地公開は?
生鮮3品はじめ、市内の業者に納品をお願いしている。過去の実績、衛生状況などから、食の安全確保がされるかどうかを見て、業者を選定している。産地はすべて納品書に書いてもらう。それも含めて、栄養士が確認をしている。出荷制限や自粛制限については、業者がそのへんをふまえて対応していただいているのが前提。その上で(栄養士が)情報とつきあわせて確認している。産地についての(保護者などからの個別の)問い合わせには答えている。

「不検出」「独自検査」についての方針は?
現状、”出回っている食材については安全なものを使用する”という対応。国の情報の動向を見て、慎重に対応したい。基本的に、”出荷制限、自粛制限にひっかからないものは安全である”という考え方。

お弁当・水筒持参の個別対応を認めてくれますか?
必要な段階でない。個別にご要望を父母のみなさんからいただいていない。私の耳には入っていない。私立については情報提供し、私立の中で対応している。

 

市内農産物・土壌の独自検査、肥料の産地にも注意を払っていますか?
東京都が定期的に検査を行っており、府中の農産物でもこれまでに小松菜、きゅうり。この都の定期的検査の情報を提供するのを継続する。土壌調査の基本がある。農地、個への貸し出し。人の口に入るもの。貸し出しの方法をかんがみたなかで…(ちょっと文脈が理解できませんでした。)肥料産地について。まず汚泥の肥料としての循環を認める、という話について。府中の場合、汚泥やそれを焼いたものを使ったか、市内の農協にも聞いたが、今現在使っていない、とのこと。事故が起こるよりも相当前に使っていた時期もあったが、肥料価値有効でない、ということらしい。その他の肥料の産地について、福島や東北方面のものか、調査していない。農業委員会を通じて、そのへんのヒアリングもできようかと思う。

 

③ 国が定めた暫定 基準値の問題について(福祉保健部 健康推進課)

政府の決めた暫定規制値をどう認識していますか?

被ばく限度量について、市独自の基準を設ける考えはないですか?
市独自の基準を設けることについて、各市競ってやるものでない。先月、孫が生まれ、わが事として考えている。先日の市議会文教委員会での議論で、「子供の基準値はないのか」という質問があり、水道水しかないと答弁。 これが(問題の)一番のもとだな、と考えている。情報提供だが、7月1日付けの朝日新聞に、低線量被ばくの子供への影響について、食品安全委員会で3グループぐらいにわけた基準値必要なのではないか、早急に議論が必要、という話が出ている、という記事が出た。衝撃的だったし、当然だとも思った。(市内で先日開かれた原子力資料情報室の)上田さんの講演会後でも、「不安をあおることはないが、妊産婦、乳児はちょっとやばい」という話もあった。国に理論づけたものを早急にだしていただけることを望む。 


④ その他(学校教育部 学務保健課)

日光への林間学校への対応はどのようにしていますか?
日光市の方で、調査の結果、安全都市宣言をしている。その上で、5月に各学校の先生が現地に行っている。町の様子は普通に生活できる状態だった。安全な食について、業者の方にお願いした。九州、北海道、長野産、を使用するとのこと。7月23日、現在実施する方向でいる。

 

※質問事項と回答については他にもあります。

「みなパパからの7月25日のブログ記事」にてお読みください。

 

府中市と放射能対策について協議します              7月15日

あなたの声掲示板 #269でお知らせしましたが、府中市と放射能対策について協議します。

「府中 子どもたちの未来を考える会」として、府中市の担当課のみなさんと意見交換を行います。市の独自測定について、給食の問題についてなど、日頃思っていること、市に伝えたいことなど、直接お話することができる機会です。

7月19日(火)18時 於:府中市役所 北庁舎3階第1会議室

参加を希望される方は、人数の関係がありますので、

fuchukodomo311@gmail.com

まで事前にお知らせください。

【事前ミーティング】
上記の件について、事前にミーティングを行います。
7月16日(土)午後2時 生涯学習センター 和室「はなみずき」
こちらも参加を希望される方は上記メールアドレスまで。

 

本件について、13日に事前に質問事項と要望案を提出しました。

掲示板にお寄せいただいた意見についても反映しています。

以下の項目でまとめています。

 

①市の放射線独自測定についての質問と要望

 

②給食に使用する食品の安全性の確保策についての要望

 

③基準値の問題について

 

詳細についてはこちらをご覧ください。

府中市との協議 提出事項 7月13日
府中市との協議 提出事項.pdf
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空間放射線量の調査結果が発表されました            7月6日

市内の市立小学校と保育所・幼稚園、公園の空間放射線量の調査結果が発表されました。

 

詳細はこちらから 府中市ホームページ

 

以下、府中市ホームページより転載


6月29日(水曜日)から7月4日(月曜日)に、市立(いちりつ)小学校・中学校・幼稚園・保育所の全52か所および公園8か所の計60か所で空間放射線量を測定しましたので、結果をお知らせします。なお、いずれの地点も健康に影響を与える数値ではありませんでしたので、ご安心ください。

【測定日】
 6月29日(水曜日)から7月4日(月曜日)まで

【測定方法】
 地表面から高さ5センチメートルおよび1メートルを測定する。
 30秒ごとに5回測定し、平均値(小数点第3位を四捨五入)をその地点での測定値とする。

【測定機器】
 DoseRAE2 PRM-1200 (東京都からの貸与された機器)
 注記:DoseRAE2は放射性物質を取扱う施設等において人の外部被ばくを管理する機器であり、
 安全側に評価するよう調整されているため、実際より高い数値を示す特徴があります。
 
【測定結果】
 注記:府中市からのエクセルデータを掲載しています。

 

空間放射線の調査結果
府中市から送信されたエクセル資料です。
測定結果(H23.6.29~H23.7.4).pdf
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東京農工大学の測定値(文部科学省モニタリング)、東京都健康安全研究センターの測定値(東京都モニタリング)についても紹介されています。府中市ホームページにてご確認ください。
(問い合わせ)
 環境安全部環境政策課
 電話 042-335-4195    
 fax   042-361-0078

府中市から議員に配布された資料                  6月24日

府中市から22日付けにて、議員に配布された資料について紹介します。
府中市の対策は「府中市節電・放射能対策本部」を設置し、市独自の放射能測定を実施するという趣旨のものです。資料から実施概要について「放射能対策」についてのポイントを表記します。「節電」について、及び、詳細については、配布資料のファイルをお読みください。
 
[府中市節電・放射能対策本部の設置について]
 
副市長、教育長、部長職をメンバーとするr府中市節電・放射能緊急対策本部」を設置し、市民の放射能への不安解消を目的とした対策と、市民サービスの低下を最小限に抑えた今夏の節電への取組についての基本方針を決定いたしましたので、次のとおりお知らせします。
 
[基本方針のポイント]

市民の安全と安心を守る立場から市民の不安の解消を図ることを目的として、放射能に対して、感受性が強いと言われている子どもたちが使用する施設を中心に、次のとおり市独自の測定を実施し、実施結果を公表することとしました。
 
[実施概要のポイント]
 
■ア)都からの貸与測定器での測定
東京都の調査(6月17日に市立南町小学校と市立第九中学校の2施設のみ)を補完する形で、市内小中学校、幼稚園、保育所の測定を実施し、結果を公表する。公園については数か所のサンプリング調査を実施します。なお、基本的に1か所1地点の1回限りで、測定の高さは、5cmと1 0 0 cmの2点とします。
 
■イ)簡易型測定器の購入
市立小学校22校に導入し、休日を除く毎日、定点定時の測定を実施する。なお、私立小学校についても協力を要請する。市立中学校、市立幼稚園、市立保育所、及び公園・広場を定期的に測定するため、各所管課に簡易型測定器を配備し、私立幼稚園、私立保育園については、専用の貸出用測定器を各所管課に配備します。また、自治会などの地域団体への貸出を目的として、各文化センター及び環境政策課へ各1台の配備を検討します。
 
■ウ)シンチレーション式サーベイメータ(可搬型)の購入
ア)及びイ)の測定において、再度調査が必要となった場合の対応として、精度の高い測定を実施するため、2台を導入します。
 
■エ)シンチレーション式サーペイメータでの調査委託
ウ)については、納入に日数を要することが予想されるため、納入までの対応として調査委託を実施します。

■オ)プール水の調査委託
市内60か所の市所管の屋外プールについては、市内を包括的にサンプリングするため、市立小学校及び郷土の森総合プールなど30か所で1回の水質分析の委託調査を実施します。
 
■カ)土壌調査委託
市内を包括的にサンプリングするため、市立小学校(22校)、市立幼稚園の内1園、市立保育所の内3か所及び公園・広場の内4か所の30か所で1回の土壌分析の委託調査を実施します。また、空間放射線量の測定により、さらに調査が必要となったときなどには、土壌分析の委託調査を実施します。

■キ)地下水及ぴ水道管直結の水道水の調査委託
現在、水道水については、安定しており安全が確認されていますが、万が一に備えて、地下水及び水道水の分析調査委託を実施します。
 
[問合せ先]
府中市環境安全部 環境政策課長 加藤哲康 電話042-335-4158
 
以上が概要のポイントです。
府中市独自調査の特長について管理人の意見をまとめてみました。
 
[評価できる点]
 
・小学校が主な対象となり、1日1回の測定を行うこと。
・簡易測定器の購入について十分な数量(44台/新聞情報)が示されていること。
・市内文化センターに簡易測定器を設置し、地域団体が利用できること。
・精度の高いシンチレーション式のを2台購入すること。
・機種について一定水準以上の機器が選出されている(議員情報)こと。
・空間線量が高い場合に、土壌検査を追加するオプションを持っていること。 
・地下水と水道水について調査をおこなうこと。
 
[検討してもらいたい点]
 
・幼稚園、保育所について簡易測定器の配備が各所管課となっている。
・また市立が主で、市内に多くある私立の認可保育園について手薄さを感じる。
・プール水と土壌の調査については1回のみとしている。
・土壌測定について、幼稚園は1箇所、保育園は3箇所のみしか測定されない。
・また、幼児の遊ぶ砂場などについて明記されていない。
・測定期間が明記されていない。
・測定データについての公表方法が明記されていない。
・測定データについて、比較的高い汚染が判明した場合、対策基準が示されていない。
・給食(地場野菜含む)についてふれられていない。 
・妊産婦(胎児)についてふれられていない。
・北多摩一号水再生センターについてふれられていない(近隣に学校)。
 
市の独自調査について、決断した姿勢は高く評価すべきです。子どもたちの生活環境を守る、市民の不安を解消するという趣旨に於いて、より細やかな測定方法で、長期的な実施、データの公表が求められます。福島第一原発事故の収束が見えず、日々、放射能が放出されている現実がある以上、今後の実施や測定結果について、市民と市が話し合う機会をもてることが、より安心さを高めることに繫がると考えます。みなさんのご意見を聞かせてください。
投稿については [調査の声 掲示板] にお願いします。
 
 
府中市節電・放射能緊急対策本部についての議員向け資料
22日付けで、府中市から議員に配られた資料です。原本がFAXのため、見にくい箇所がありますが、ご了承ください。
府中市節電・放射線対策本部_議員資料.pdf
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野口忠直市長の子どもと市政の考え方

「NPO法人ひまわりの会」サイトに掲載されている市長のメッセージです。

市長の子どもと子育ての考え、市としての考えが述べられています。

このメッセージを府中市市長の姿勢として受けとめています。

 

野口忠直市長のメッセージ